フライングロッド（2021年生、母アンジュジョリー）

Flying Rod

2021.02.08

フライングロッド（2021年2月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のコパノリッキー（当時11歳）と交配したアンジュジョリーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は上水牧場。主な勝ち鞍は2024年のテンペスタース賞。

経歴

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2023年）

8月14日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は447kg。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラシアスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗れた。

3歳（2024年）

1月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた3戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のテンペスタース賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のリュウノバデンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月2日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの北斗盃（門別ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。