ジプシーガール（1986年生、母ザオーロザリヤ）

Gypsy Girl

1986.03.23

ジプシーガール（1986年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時8歳）と交配したザオーロザリヤが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は猿橋 義昭。戦績は、中央平地6戦2勝。主な勝ち鞍は1989年のぶっぽうそう特別(400万下)。

経歴

デビュー前

玉谷敬治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

4月16日、デビュー戦は小屋敷昭騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り 曇/重）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月7日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエイシンタウラスに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月24日、中2週で迎えた5戦目は、4歳400万下のぶっぽうそう特別（中京芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小屋敷昭騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のファストバロンに1馬身3/4の差をつけて勝利をモノにする

4歳（1990年）

9月2日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、樋口弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。