オースミキャスト（2018年生、母ルナルナ）

Osumi Cast

2018.04.18

オースミキャスト（2018年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+出演者」。毛色は鹿毛。種牡馬のフェノーメノ（当時9歳）と交配したルナルナが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は沖田牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳以上C3二。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

11月8日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

3歳（2021年）

3月7日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

6月2日、中7週で迎えた4戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

6月24日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中田貴士騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

10月28日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた8戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のイスズスカーレットに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、最後はジツリキダッシュと並んで3着同着となった。

2022年2月2日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。