ロデオフリップ（2020年生、母クロストウショウ）

ロデオフリップ（2020年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「サーフィンの上級技名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBeach Patrol（当時7歳）と交配したクロストウショウが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は嶋田牧場。主な勝ち鞍は2023年のちえりちゃん誕生日記念。

経歴

デビュー前

1歳のとき、嶋田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田頭勇貴によって220万円で落札された。

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

7月30日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた2戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた3戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月11日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず13着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず13着に終わった。

3歳（2023年）

4月2日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた7戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた8戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

5月24日、中4週で迎えた9戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったメイショウウルスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のちえりちゃん誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカナに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサカジロレインボーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の小夜時雨賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本剛志騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた15戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のナムラレナードを3/4馬身振り切って制した。

9月14日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の冠山峠賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

10月10日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の津久井やまびこ祭りカップ（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた19戦目は、3歳戦のあと10日! 第107期騎手候補生募集（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた21戦目は、3歳戦のクロシェット特別（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

4歳（2024年）

1月3日、中2週で迎えた22戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2024川崎ジョッキーズカップ第1戦（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた23戦目は、ファイナルアンサー賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。