カズノブ（1988年生、母ハヤテイング）

カズノブ（1988年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のサルタモンテス（当時14歳）と交配したハヤテイングが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は斉藤スタッド。戦績は、中央平地3戦0勝、地方13戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は1992年のアラ系一般C。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

7月20日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた2戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下（函館芝2000m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

9月7日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、アラ系4歳以上700万下（函館ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は本田優騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

12月31日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から15kg戻して迎えた4戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のレディアンフィニに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1992年）

1月14日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムケイタカラからアタマ差の2着に甘んじた。

1月20日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクコウザクラから3馬身差の2着に敗北した。

1月28日、連闘で迎えた7戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったポイントジャックから1馬身半差の2着に敗北した。

2月4日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で古泉悟騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスハリマイチから1馬身半差の2着に敗北した。

2月9日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古泉悟騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノヨシハヤをクビ差制して制した。

2月23日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で古泉悟騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタダシヒロムスメから5馬身差の2着に敗北した。

4月12日、中6週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた11戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で古泉悟騎手（7戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイキロイヤルからハナ差の2着となった。

5月2日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で古泉悟騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で古泉悟騎手（9戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で古泉悟騎手（10戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月2日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で古泉悟騎手（11戦2勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワイトオニオンから1馬身半差の2着となった。

6月7日、連闘で迎えた16戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で古泉悟騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。