エオストレ（2006年生、母エイプリルヒロイン）

Eostre

2006.01.23

エオストレ（2006年1月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「北欧神話の春の女神」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスワールド（当時11歳）と交配したエイプリルヒロインが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

12月6日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったラウリシルヴァに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月20日、中1週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

3歳（2009年）

1月11日、中2週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

2月7日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

2月21日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

8月15日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。