スーパースター（2011年生、母ホットスウェル）

スーパースター（2011年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「人気抜群」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時12歳）と交配したホットスウェルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）アイオイファーム。戦績は、中央平地7戦1勝、地方15戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

須田和伸厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2013年）

8月30日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のミオビキニブロンドを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

12月31日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

3歳（2014年）

1月22日、中2週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のカネマサパートナーに5馬身の差をつけて制した。

4月20日、中9週で迎えた6戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

5月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた9戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

7月19日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のタマモエスカルゴを3/4馬身振り切って3勝目をマークした。

8月17日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の白鳥大橋特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた12戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の初風特別（新潟芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい18着に終わった。

11月5日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1のロジータ記念（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

4歳（2015年）

2月18日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、ハンデ戦の仲春特別（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた15戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、春疾風賞（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで踏ん張ったが、抜け出したエールドランジュを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

4月20日、中5週で迎えた16戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、プレセペ賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の閃光スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

5月14日、連闘で迎えた18戦目は、青葉特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

7月21日、中9週で迎えた19戦目は、水葵スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の日暮賞（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の清涼スプリント（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

10月5日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の穂波スプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。競走中止となった。