アンタガタイショウ（2000年生、母ミスホズミ）

Antaga Taisho

2000.05.29

アンタガタイショウ（2000年5月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワカクサホマレ（当時11歳）と交配したミスホズミが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は長野県、生産者は来福牧場。戦績は、地方18戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 18戦1勝 [1-2-4-11/18]
• 総賞金 国内: 326万円
• 生年月日: 2000年5月29日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 高月賢一 川崎
• 馬主: 住清三
• 生産者: 来福牧場
• 抹消情報: 地方：2005年10月1日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 1馬身

ベストレース

• レース名: 3歳
• 日付/馬齢: 2003年8月19日/3歳
• コース: 川崎ダート900m 左
• 着順: 2着
• 人気: 4番人気
• 馬番/頭数: 5番/12頭
• 天候: 曇 23.1℃
• 馬場状態/馬場速度: 重/極速
• レースラップ: 平均=11.9/ラスト=12.7
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 2-2-1
• 馬体重 増減: 440kg -4
• 出走間隔: 中3週
• 騎手 斤量: 内田博幸 53.0kg

血統

概要

母のミスホズミは地方2戦0勝。祖母のノースランドクインは地方23戦12勝2着3回。曾祖母のツキノサフランは中央平地5戦1勝。父のワカクサホマレは地方30戦12勝2着3回。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
きS	Harina＝プリメロ	6*6*7	3.9%
牡	Turn-to	5×7	3.9%
牡	Nasrullah	5×6*7	5.46%
牡	Royal Charger	6×6	3.12%
牡	War Admiral	6×7	2.34%
牡	Nearco	6*6*6*7×6*7*7*7	9.37%
牡	My Babu	6×7	2.34%
牡	Hyperion	7×7*7	2.34%
牡S	Tulyar	4*6	7.81%
牡S	Bois Roussel	5*6	4.68%
牡S	Solario	6*7	2.34%
牡S	Gainsborough	7*7	1.56%
牡M	Northern Dancer	4*5	9.37%
牡M	Raise a Native	5*6	4.68%
牡M	Native Dancer	6*6*7*7	4.68%
牡M	Menow	7*7	1.56%
牝	Rough Shod	6×7	2.34%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 エリモタイヨー 1980 （JPN）		パーソナリテイ 1967 （USA）	Hail to Reason	Turn-to
				Nothirdchance
			Affectionately	Swaps
				Searching
		ゾーン 1963 （USA）	Tulyar	Tehran
				Neocracy
父 ワカクサホマレ 1989 （JPN）			Zonah	Nasrullah
				Gambetta
		タケホープ 1970 （JPN）	インデイアナ	Sayajirao
				Willow Ann
父の母 タニノワカクサ 1981 （JPN）			ハヤフブキ	タリヤートス
				ラインランド
		クインビユーチー 1967 （JPN）	ヒカルメイジ	Bois Roussel
				イサベリーン
			ジツホマレ	ミナミホマレ
				第五バツカナムビユーチー
母の父 アーミジャー 1990 （GB）		Rainbow Quest 1981 （USA）	Blushing Groom	Red God
				Runaway Bride
			I Will Follow	Herbager
				Where You Lead
		Armeria 1985 （USA）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
母 ミスホズミ 1996 （JPN）			Frontonian	Buckpasser
				Treasure Chest
		フオテイテン 1984 （USA）	Nureyev	Northern Dancer
				Special
母の母 ノースランドクイン 1990 （JPN）			Dry Fly	Mill Reef
				Gay Missile
		ツキノサフラン 1980 （JPN）	クラウンドプリンス	Raise a Native
				Gay Hostess
			クインモナコ	テユーダーペリオツド
				ラツク

血統分類

• サイアーライン: ヘイルトゥリーズン系
• ファミリーナンバー: 3-h

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2004/02/28 川崎	ダ1400m 良 晴	一般C2六七	ニシノナイフ 2.4	10 / 11	8枠 11番	内田博幸	53kg		6人	2-2-2-7	42.3 / 39.1	432	-2
2004/01/30 川崎	ダ1400m 良 晴	一般C2八	テキサスコンコルド 1.5	6 / 10	3枠 3番	今野忠成	53kg		3人	1-1-1-1	41.4 / 38.6	434	0
2004/01/04 川崎	ダ1400m 良 晴	一般C2九十	リネンセブン 2.2	5 / 12	5枠 6番	内田博幸	53kg		5人	4-2-2-3	41.6 / 38.2	434	-1
2003/12/17 川崎	ダ1400m 稍 曇	3歳	(テンカムソウ) -0.2	1 / 11	3枠 3番	内田博幸	53kg		1人	1-1-1-1	41.2 / 39.3	435	0
2003/12/04 川崎	ダ1400m 稍 晴	3歳	トップグリーン 1.7	6 / 11	7枠 9番	内田博幸	53kg		2人	3-3-4-4	42.3 / 38.5	435	0
2003/11/14 川崎	ダ1400m 稍 晴	3歳	ジークフィンガー 0.4	3 / 10	6枠 6番	内田博幸	53kg		2人	1-1-1-1	40.4 / 39.0	435	-4
2003/10/29 川崎	ダ1400m 重 晴	3歳	ダイケンガール 0.5	4 / 12	8枠 11番	内田博幸	53kg		2人	2-2-2-1	40.9 / 38.1	439	-1
2003/09/17 川崎	ダ1500m 良 晴	3歳	サーマウントクロス 0.5	3 / 12	1枠 1番	内田博幸	53kg		2人	1-1-1-1	41.8 / 36.8	440	-2
2003/08/31 川崎	ダ1400m 良 晴	3歳	マザーボード 0.1	2 / 10	8枠 9番	内田博幸	53kg		4人	1-1-1-1	41.9 / 37.6	442	+2
2003/08/19 川崎	ダ900m 重 曇	3歳	タンブリンダイス 0.1	2 / 12	5枠 5番	内田博幸	53kg		4人	2-2-1	37.6 / 35.9	440	-4
2003/07/22 川崎	ダ1400m 稍 曇	3歳	ノボリリュウ 1.1	6 / 10	2枠 2番	内田博幸	53kg		3人	1-1-1-1	44.2 / 37.2	444	-1
2003/06/16 川崎	ダ1400m 稍 曇	3歳	サンキョウロドリゴ 0.7	3 / 9	2枠 2番	内田博幸	53kg		2人	5-4-4-3	41.5 / 38.5	445	-3
2003/05/23 川崎	ダ1400m 良 曇	3歳	ハイブリッドビガー 2.8	6 / 10	1枠 1番	上村尚寛	53kg		5人	3-3-4-5	41.9 / 40.6	448	+23
2003/04/15 川崎	ダ1400m 稍 雨	3歳	サーマウントクロス 1.0	3 / 9	5枠 5番	上村尚寛	53kg		8人	6-6-3-3	42.0 / 40.6	425	-5
2003/03/31 川崎	ダ1400m 良 晴	3歳	ボザール 1.6	9 / 10	8枠 9番	内田博幸	53kg		3人	3-3-4-6	44.1 / 39.7	430	-1
2003/02/24 川崎	ダ1400m 稍 雨	3歳	リトルフォーレスト 0.2	4 / 9	5枠 5番	内田博幸	53kg		1人	2-2-2-2	42.9 / 40.3	431	-3
2003/01/30 川崎	ダ1400m 稍 晴	3歳	ピープルズソング 0.9	7 / 10	8枠 10番	今野忠成	53kg		1人	3-3-3-3	42.5 / 41.2	434	-6
2003/01/10 川崎	ダ900m 良 晴	3歳	サザンサマー 1.0	4 / 9	6枠 6番	内田博幸	53kg		5人	3-3-3	39.3 / 37.6	440	0

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

高月賢一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2003年）

1月10日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

3月31日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた5戦目は、上村尚寛騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月23日、中4週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村尚寛騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月22日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、タンブリンダイスに3/4馬身交わされて2着となった。

8月31日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、マザーボードに半馬身交わされて2着となった。

9月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月29日、中5週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（8戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（10戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（11戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテンカムソウに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2004年）

1月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で内田博幸騎手（12戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（13戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。