ゴールデンレディー（2020年生、母チャノカオリ）

ゴールデンレディー（2020年2月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母父名より+女性」。毛色は鹿毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時21歳）と交配したチャノカオリが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田忠幸。戦績は、中央平地7戦0勝、地方23戦1勝。主な勝ち鞍は2024年のガトーショコラ賞(一般C2 牝)。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月9日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は396kg。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入り込んだ。

2月4日、中3週で迎えた2戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

3月12日、中4週で迎えた3戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦のナイスビット特別 JRA所属（船橋ダート1600m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林美駒騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

4月30日、中2週で迎えた5戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

6月18日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は小林美駒騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

8月13日、中7週で迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

10月9日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、神尾香澄騎手を鞍上に迎えて、禊萩賞（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

11月7日、中3週で迎えた10戦目は、あと9日! 第107期騎手候補生募集（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で神尾香澄騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた11戦目は、高崎ハム賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で神尾香澄騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた12戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ポイント10倍!川崎のSPAT4賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

4歳（2024年）

1月1日、中2週で迎えた13戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、二鷹賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた14戦目は、馬い!八丈島レモン発売記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で所蛍騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた15戦目は、モナコ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で所蛍騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

デビュー前

古澤悟厩舎（川崎）へ入厩。

3月11日、デビュー戦は所蛍騎手を鞍上に据えて、このわた賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番ゲートからスタート。出走取消となった。

6月10日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、牝馬限定戦のミルフィーユ賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は神尾香澄騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のガトーショコラ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で神尾香澄騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のティーストークに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月23日、中2週で迎えた18戦目は、フルコース賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で神尾香澄騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた19戦目は、百日草賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で神尾香澄騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で神尾香澄騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

10月7日、中4週で迎えた21戦目は、めいどいんおおいそ賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で神尾香澄騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた22戦目は、新売店OPEN記念韓国屋台賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で神尾香澄騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた23戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、馬い!佐久茂木農園リンゴを食べよう（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でM.ミシェル騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

5歳（2025年）

2月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、スノードロップ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は神尾香澄騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3月5日、連闘で迎えた26戦目は、牝馬限定戦のスウィートポテト賞（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で神尾香澄騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた27戦目は、ドリーミー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で神尾香澄騎手（12戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた28戦目は、牝馬限定戦のマカロン賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で神尾香澄騎手（13戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

9月23日、約4か月半の休み明けで迎えた29戦目は、梨の都の護神シラオ仮面賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で神尾香澄騎手（14戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた30戦目は、極楽寺賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で神尾香澄騎手（15戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

11月18日、中4週で迎えた31戦目は、万雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で神尾香澄騎手（16戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。