メタルボンド（1990年生、母アイオノマー）

Metal Bond

1990.04.06

メタルボンド（1990年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時11歳）と交配したアイオノマーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、中央平地14戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋英夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

11月14日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

3歳（1993年）

1月9日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

1月23日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

2月27日、中4週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田善臣騎手（5戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた7戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

5月1日、中6週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

5月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のポットキタノホースに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月12日、中3週で迎えた10戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

8月21日、中9週で迎えた11戦目は、瀬古正明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り 曇/重）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

10月24日、中8週で迎えた12戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2200m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

4歳（1994年）

5月21日、約7か月の休み明けで迎えた13戦目は、5歳以上500万下（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（4戦1勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。