アラベスク（1992年生、母ゼネラルシヤープ）

アラベスク（1992年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のライジングシヤープ（当時14歳）と交配したゼネラルシヤープが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は徳永政敏。戦績は、中央平地4戦1勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は1994年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

6月18日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るタヤスマモルを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月6日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳400万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

11月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、矢野義幸騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月5日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、2歳戦の小菊特別一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野義幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野義幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。