シゲルデリシャス（2009年生、母クリサンテーム）

シゲルデリシャス（2009年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋林檎の品種名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時17歳）と交配したクリサンテームが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤敏明。戦績は、中央平地3戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、伊藤敏明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって798万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、ブルアンドベアによって1,995万円で落札された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

2月12日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトアネモネ特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。