ショウユアセルフ（2018年生、母ウーマンインレッド）

ショウユアセルフ（2018年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「曲名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時9歳）と交配したウーマンインレッドが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬正。主な勝ち鞍は2021年のファンです★笠松(一般C25)。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月11日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/重）に出走。馬体重は484kg。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって12着に終わった。

11月15日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

3歳（2021年）

5月22日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

8月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。4着に入った。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい14着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた6戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた7戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C25（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた8戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、ファンです★笠松（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のブレーヴソウルに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、ペンタス特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、宮島亮祐生誕記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた11戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

4歳（2022年）

1月12日、中3週で迎えた12戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヒルノエルニドを別次元の末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目をマークした。

1月26日、中1週で迎えた13戦目は、大寒特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、リキオマトバに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月14日、中4週で迎えた15戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したオウケンビリュウを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森島貴之騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて3着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた17戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい4着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサムシングフォーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月2日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた19戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、月下美人賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

5歳（2023年）

3月19日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

5月14日、中7週で迎えた21戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

2023年5月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。