デフィニトリー（2021年生、母アブソルートリー）

デフィニトリー（2021年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「絶対に、明確に。母名より連想。確かな活躍を願って」。毛色は鹿毛。種牡馬のスワーヴリチャード（当時7歳）と交配したアブソルートリーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は田端牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C18。

経歴

デビュー前

1歳のとき、MKアセットから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、田畑利彦によって1,265万円で落札された。

堀内岳志厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

1月28日、デビュー戦はR.R.キングスコート騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

5月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に敗れた。

6月15日、中4週で迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

8月25日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

10月8日、中5週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた5戦目は、明星晴大騎手を鞍上に迎えて、笠松けいば秋まつりまであと4日（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた6戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

11月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C19（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

11月15日、連闘で迎えた8戦目は、一般C18（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るチェリッシュを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月27日、中1週で迎えた9戦目は、飛騨高山温泉特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた10戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

4歳（2025年）

1月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた13戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた14戦目は、裕紀&菜々ウエディング記念杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。