ヨリキリ（2020年生、母レディオブキャメロット）

Yorikiri

2020.02.16

ヨリキリ（2020年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「寄り切り」。毛色は鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時16歳）と交配したレディオブキャメロットが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、タイヘイ牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、宮田直也によって2,200万円で落札された。

浜田多実雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月27日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

12月24日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3歳（2023年）

1月22日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るダットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月13日、中2週で迎えた6戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのあずさ賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

7月1日、中6週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの開成山特別（福島芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

2023年7月14日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。