ディアエアム（2011年生、母ナムラテンダーネス）

ディアエアム（2011年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋彼女に（ラテン語）」。毛色は栗毛。種牡馬のカンパニー（当時10歳）と交配したナムラテンダーネスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方34戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2015年の一般C2-8。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

1月26日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は386kg。18頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

2月27日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた5戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた8戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B1-1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、エカヒに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月6日、連闘で迎えた11戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた13戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったタイキエミリーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月31日、中2週で迎えた14戦目は、3歳B7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-9（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2 11（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2 11（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したオージャスにアタマ差届かず2着に惜敗した。

11月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2十一（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2十（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十一（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は池田敦騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2015年）

3月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた22戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2-8（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敦騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敦騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた27戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2-7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-5（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドラゴングレイスに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月19日、中1週で迎えた31戦目は、功ちゃん73歳誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で葛山晃平騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2-4（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。