シャクマダイオー（2005年生、母ナイスデザート）

シャクマダイオー（2005年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「尺間大神より＋大王」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時15歳）と交配したナイスデザートが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は高橋啓。戦績は、中央平地1戦0勝、地方10戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

斎藤宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

10月20日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は534kg。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

3歳（2008年）

4月20日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた2戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゼンノガバイを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

5月5日、中1週で馬体重を前走から19kg絞って迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシゲルサンキムに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月24日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月8日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシゲルサンキムを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

4歳（2009年）

1月3日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスイートマテーラを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

1月24日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2月1日、連闘で迎えた9戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクリノサンシャインに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

3月1日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下貴光騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたクリスマスギフト決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3月20日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハカタインピッシュに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。