マルブツロード（2005年生、母マルブツローヤル）

マルブツロード（2005年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋街道」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時20歳）と交配したマルブツローヤルが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）高橋農場。戦績は、地方34戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2四。

経歴

デビュー前

小西重征厩舎（盛岡）へ入厩。

3歳（2008年）

7月5日、デビュー戦は斎藤雄一騎手を鞍上に据えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

8月4日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C2五（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

9月1日、中3週で馬体重を前走からさらに13kg減らして迎えた3戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るクローズユアアイズを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

9月22日、中2週で迎えた4戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るバトルヴィクトリアを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

10月20日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したノリリスクを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた8戦目は、JA江刺りんごジュース杯（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた9戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゲイリーリバイバルに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（2009年）

4月5日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のディヴァインソングをハナ差振り切って制した。

4月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月30日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5歳（2010年）

1月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、大崎市政宗公まつりレース（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた20戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、東北馬力大会馬の里遠野レース（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた21戦目は、ほろ酔い釜石呑ん兵衛横丁レース（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

7月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた23戦目は、日本一じゅんさい旬まつりレース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた24戦目は、伝統の直煮製塩のだ塩レース（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた25戦目は、久慈北限の海女レース（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（10戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

8月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（11戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月27日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた27戦目は、トワダウィンターイルミレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（12戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた28戦目は、FIRE挽きたて微糖賞（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（13戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月25日、中1週で迎えた29戦目は、盛岡りんごレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（14戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（15戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた31戦目は、JA岩手ふるさと前沢牛杯（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で斎藤雄一騎手（16戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた32戦目は、安比塗レース（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、最後はコナンインプレスと並んで3着同着となった。

12月30日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6歳（2011年）

1月8日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（17戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。