マルフクブリジャン（2003年生、母ブロンドプロスペクト）

マルフクブリジャン（2003年3月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋輝く、華やかな（西）より」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時5歳）と交配したブロンドプロスペクトが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）いとう牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、いとう牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、鈴木幸夫によって756万円で落札された。

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

1月7日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず13着に終わった。

5月10日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた5戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。