ラマジ（2020年生、母エンジェルドンキ）

ラマジ（2020年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「素敵な、美しい(ジョージア語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時15歳）と交配したエンジェルドンキが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（株）ASK STUD。主な勝ち鞍は2023年のYamashiroアートマーケット特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

田中克典厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

2月19日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

3月4日、中1週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた3戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

5月13日、中7週で迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

7月8日、中7週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

8月22日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のブルーベリー賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では出色の末脚を披露したが、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のしゃんパン卸すならオリしゃん記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったプラティクレールに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月19日、中1週で迎えた9戦目は、まぁさん今年もお誕生日おめでとう記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエースオブスペーズに約11馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月2日、中1週で迎えた10戦目は、Yamashiroアートマーケット特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のタターガタに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月22日、中2週で迎えた11戦目は、再び参上!ゴルシちゃん記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミツカネアースを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月7日、中1週で迎えた12戦目は、しるこ3生誕100周年長寿おめでとう記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた13戦目は、ハマさん&稲垣さん結婚おめでとう記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルウッドタイガーに4馬身の差をつけて優勝

12月18日、中1週で迎えた14戦目は、K1杯くまの心社長お誕生日おめでとう記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で青柳正義騎手（7戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のティアンに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2024年）

3月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、がんばろう北陸特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた16戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、馬の写真家VODKA_HARUKA賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったエイチエヌバンピーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月9日、中1週で迎えた17戦目は、宝達山開山特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のガンブーツダンスに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。