フイリングライジン（1996年生、母フラッシュライジン）

フイリングライジン（1996年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時18歳）と交配したフラッシュライジンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。戦績は、地方30戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

5月27日、デビュー戦は柳沢好美騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月20日、中7週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったポムローズから半馬身差の2着に敗北した。

8月4日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラモガミに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月17日、中5週で迎えた4戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノモンスターに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月2日、中5週で迎えた7戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1800m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1999年）

1月3日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の松竹梅特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

1月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の雪割草特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

2月28日、中4週で迎えた10戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤシンス特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月21日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のすみれ特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロードシップに交わされて1馬身差の2着となった。

4月14日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

4歳（2000年）

8月23日、約16か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた13戦目は、登別地獄祭り特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月6日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた14戦目は、北斗七星特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月4日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた15戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、平取義経特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2001年）

4月25日、約7か月の休み明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた16戦目は、どさんこ騎手招待（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた17戦目は、白石特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は星野純一騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた18戦目は、カルビーポテト特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた19戦目は、オオカミの桃特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた20戦目は、日本レーシングサービス特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた21戦目は、別海こめちち特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた22戦目は、三井グリーンランド特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は星野純一騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた23戦目は、キリンラガー特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた24戦目は、さらべつ十勝幸福行特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（5戦1勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた25戦目は、ヨーグルッペ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は星野純一騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた26戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、様似アポイ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月25日、中1週で迎えた27戦目は、レ・コードの湯特別（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は星野純一騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた28戦目は、日高生産連特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた29戦目は、新冠特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は星野純一騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月31日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた30戦目は、川江光司騎手を鞍上に迎えて、一般E（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキジョーコダマに2馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。