インタープロテクト（1997年生、母ハウスワイン）

インタープロテクト（1997年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時8歳）と交配したハウスワインが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

12月4日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は522kg。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2000年）

1月23日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

5月20日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2300m 小雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったシンボリアトランタに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝2300m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた7戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のチハヤコマンドをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。