ラルガメンテ（2022年生、母メジロツボネ）

ラルガメンテ（2022年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「豊かに(音楽用語)。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時10歳）と交配したメジロツボネが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者はレイクヴィラファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

8月11日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

11月17日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。17頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったロートホルンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

3歳（2025年）

2月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

4月20日、中8週で迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったゲンパチルーナに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のウィンターサンを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

7月19日、中9週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

10月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。