シャドウファイル（2001年生、母パーソナルファイル）

シャドウファイル（2001年3月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時9歳）と交配したパーソナルファイルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地10戦1勝、地方13戦0勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

7月20日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月11日、中2週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のダイスケに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

9月7日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

3歳（2004年）

1月24日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定3歳オープンの菜の花賞（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（2戦1勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

3月28日、中6週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、最後はカフェヴィンセントと並んで5着同着となった。

12月4日、約8か月半の休み明けで迎えた7戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 小雨/良）に出走。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

4歳（2005年）

1月22日、中6週で迎えた8戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた9戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の小石原特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

3月26日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の庄内川特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

5月28日、中8週で迎えた11戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、初夏特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた12戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、おおかみ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定戦のジューンブライド特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた14戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた15戦目は、こうま座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本村直樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のくじら座特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は本村直樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本村直樹騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本村直樹騎手（6戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本村直樹騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。