ユーワフェニックス（1995年生、母エイシンパワフル）

ユーワフェニックス（1995年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時9歳）と交配したエイシンパワフルが6歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）川端牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着3回、地方22戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにて総額2,266万円（22.66万×100口）で一口馬主が募集された。

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

11月1日、デビュー戦は天間昭一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3歳（1998年）

2月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた5戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。17頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2400m 小雨/重）に出走。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したボストンリアルオーにハナ差届かず2着となった。

7月4日、中9週で迎えた7戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、伸びてきたグラッパ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月2日、中3週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイマミーに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月30日、中1週で迎えた10戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったタイキメロディにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

9月19日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の佐倉特別（中山芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

4歳（1999年）

1月6日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中山ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

1月16日、中0週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に敗れた。

12月14日、約11か月の休養明けで迎えた14戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2000年）

1月2日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、赤見千尋騎手を鞍上に迎えて、一般B C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月9日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた16戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は赤見千尋騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤見千尋騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤見千尋騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤見千尋騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福元弘二騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた22戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は福元弘二騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福元弘二騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福元弘二騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は赤見千尋騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた27戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福元弘二騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で福元弘二騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月20日、中3週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた30戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた31戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた33戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた34戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた35戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正彦騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。