マスターハンド（2006年生、母マロンキス）

Master Hand

2006.03.09

マスターハンド（2006年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時19歳）と交配したマロンキスが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、地方13戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の2歳。

経歴

デビュー前

内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2008年）

11月7日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は513kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウインパレードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2009年）

1月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフェイスレックレスを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って2勝目を掴み取った。

2月23日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の若草特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月27日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた6戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の芙蓉賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳S3の戸塚記念（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（5戦2勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、オーロラフレッシュに交わされて5馬身差の2着となった。

10月15日、中0週で迎えた9戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るテイエムライダーを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

4歳（2010年）

1月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた12戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた13戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。