カネデンアシュラ（1983年生、母シルクガーベラ）

カネデンアシュラ（1983年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時18歳）と交配したシルクガーベラが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はヒサイファーム。戦績は、中央平地20戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の一般C。

経歴

デビュー前

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

4月27日、デビュー戦は4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。鞍上は内田国夫騎手。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

5月4日、4歳未勝利（京都芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月17日、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田国夫騎手。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

6月15日、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田国夫騎手。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

6月21日、4歳未勝利（中京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田国夫騎手。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月6日、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で内田国夫騎手。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

8月10日、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

8月17日、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

9月6日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は内田国夫騎手。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

9月14日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉永良人騎手。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

9月27日、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永良人騎手。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

10月11日、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永良人騎手。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

11月1日、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は星野信幸騎手。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

11月16日、4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で星野信幸騎手。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

4歳（1987年）

2月22日、5歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は柿元嘉和騎手。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

3月7日、5歳以上400万下（中京ダート1000m 雪/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

3月21日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手。9頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

3月28日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

6月20日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は内田国夫騎手。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

6月28日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

8月16日、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は矢野久美騎手。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブリーダーに3馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

9月14日、英彦山賞（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は高砂哲二騎手。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月27日、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は矢野久美騎手。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、一般C（中津ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野久美騎手。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月1日、菊花特別（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野久美騎手。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤチヨハニーから2馬身差の2着となった。

12月5日、英彦山賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野久美騎手。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。