マルシゲホワイト（1987年生、母アキシバ）

マルシゲホワイト（1987年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のホワイトフオンテン（当時17歳）と交配したアキシバが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森田芳男。戦績は、中央平地26戦3勝2着1回、中央障害3戦0勝、地方16戦0勝。主な勝ち鞍は1992年の苫小牧特別(500万下)。

経歴

デビュー前

安田伊佐夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

1月6日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

3月24日、中9週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

4月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は田島信行騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（4戦0勝）。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月17日、中2週で迎えた8戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のラストエンペラーを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

12月9日、約6か月の休み明けで迎えた9戦目は、栗田伸一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（5戦0勝）。15頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

4歳（1991年）

1月15日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のサカエソルジャーに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手に入れた。

2月17日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の早鞆特別（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4月6日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の栂尾特別（京都ダート1800m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず14着に終わった。

7月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったヘイセイシルバーに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

8月17日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で安田康彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた19戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に終わった。

5歳（1992年）

3月29日、約6か月半の休み明けで迎えた20戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート2300m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（7戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

6月13日、中3週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下の苫小牧特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のコックニーに1馬身3/4の差をつけて久々に美酒を浴びた。

7月18日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上900万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（9戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

8月22日、中4週で迎えた27戦目は、押田年郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 雨/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で押田年郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で押田年郎騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月8日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、松島壽騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月22日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた31戦目は、川上明人騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1993年）

1月3日、中1週で迎えた32戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川上明人騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた33戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、岩手県騎手招待特別（荒尾ダート1900m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月7日、中6週で迎えた34戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は川上明人騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた35戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、開設65周年記念（荒尾ダート2150m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月11日、中1週で迎えた36戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松島壽騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた37戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島壽騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた38戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松島壽騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた39戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松島壽騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月20日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田隆三騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた41戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた42戦目は、サラブレッド大賞典（荒尾ダート2150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（1994年）

1月3日、中1週で迎えた43戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月15日、中1週で迎えた44戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた45戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古泉悟騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。