ティエムシャドウ（1998年生、母シヤドウマウンテン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山内牧場から「八戸市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2000年）

10月27日、デビュー戦は矢内博騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は469kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったハザマギャラクシーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月27日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて先頭を奪い、最後は2着のカネショウシャデーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月18日、中2週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた3戦目は、2歳戦の冬苺特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

3歳（2001年）

1月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の福寿草特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢内博騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の水仙特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢内博騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。

3月12日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢内博騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したツガルワールドを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

4月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で矢内博騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

7月27日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳戦のカンナ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で矢内博騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で矢内博騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

9月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳戦の若役特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で矢内博騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の桔梗特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で矢内博騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

10月15日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦のダリア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で矢内博騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月22日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦の山茶花特別（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で矢内博騎手（12戦1勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったサクラエガオに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月18日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1五ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で矢内博騎手（13戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のニドクリボールをクビ差振り切って2勝目を収める

4歳（2002年）

8月26日、約8か月半の休み明けで迎えた15戦目は、ハンデ戦のシーサイド特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で矢内博騎手（14戦2勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で矢内博騎手（15戦2勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で矢内博騎手（16戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

11月4日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1六イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で矢内博騎手（17戦2勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、ホクリョードーベルに交わされて1馬身半差の2着となった。

5歳（2003年）

1月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で矢内博騎手（18戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で矢内博騎手（19戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3月21日、中5週で迎えた21戦目は、一般C2二イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で矢内博騎手（20戦2勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2二イ（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で矢内博騎手（21戦2勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月29日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で矢内博騎手（22戦2勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。