ニホンピロイーグル（2006年生、母ニホンピロガレット）

ニホンピロイーグル（2006年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋鷲」。毛色は栗毛。種牡馬のニューイングランド（当時9歳）と交配したニホンピロガレットが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐竹学。戦績は、中央平地8戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の生駒山特別。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月23日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。17頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、5着を確保した。

3歳（2009年）

1月10日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

4月30日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の生駒山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイアイフクノカミを鮮烈な末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

5月17日、中1週で迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

11月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、A.スボリッチ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

12月27日、中4週で迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

4歳（2010年）

1月10日、中1週で迎えた9戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。