ムーンライトペスカ（2007年生、母アベルクイーン）

ムーンライトペスカ（2007年2月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「月光＋桃（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時6歳）と交配したアベルクイーンが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方1戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

13歳のとき、杵臼牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

11月21日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた2戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

3歳（2010年）

1月10日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

4月25日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

9月19日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた5戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったスーパーキャニオンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。