ナイスシャネル（1997年生、母イナリジョオウ）

1997.03.02

ナイスシャネル（1997年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のナイスフレンド（当時6歳）と交配したイナリジョオウが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は斉藤 正男。戦績は、地方13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、斉藤正男から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

本忠司厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1999年）

9月20日、デビュー戦は米倉知騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるサンシュウゴゼンを捕まえ切れず、9馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコーワカイザーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

11月30日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

3歳（2000年）

4月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた8戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月30日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた10戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたサカエレインボー決め手に屈してハナ差の2着となった。

6月25日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。