マルエフェイマス（1985年生、母アラビアングリーン）

マルエフェイマス（1985年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトレボロ（当時6歳）と交配したアラビアングリーンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ヒダカファーム。戦績は、中央平地13戦1勝、中央障害22戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

3月13日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京芝2000m 晴/重）に出走。馬体重は434kg。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のロードスマイルを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

4月9日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた4戦目は、4歳400万下の端午賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塩村克己騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた5戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた6戦目は、宮徹騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた7戦目は、4歳400万下（中京芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（4戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

4歳（1989年）

1月21日、約6か月半の休養明けで迎えた8戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた9戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた10戦目は、安藤賢一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

4月1日、中5週で迎えた11戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で酒井浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で酒井浩騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で酒井浩騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた15戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

6月17日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/不良）に出走。鞍上は酒井浩騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた17戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は古小路重男騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のエイユウスワローに7馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

9月2日、中1週で迎えた21戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマエコウドリームから1馬身3/4差の2着となった。

9月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（秋）（阪神障害芝3200m 晴/良）に55kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は古小路重男騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた23戦目は、大森勇一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1990年）

2月17日、約4か月半の休み明けで迎えた24戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた25戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた26戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた27戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた28戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（4戦1勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロアニタから8馬身差の2着となった。

5月12日、中2週で迎えた29戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた30戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（6戦1勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた31戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 晴/重）に出走。鞍上は古小路重男騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月7日、中2週で迎えた32戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古小路重男騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた33戦目は、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古小路重男騎手（5戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた34戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古小路重男騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた35戦目は、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古小路重男騎手（7戦0勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。