モエレカントリー（2001年生、母ダイナシュガー）

モエレカントリー（2001年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時9歳）と交配したダイナシュガーが21歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、地方8戦2勝。2004年の福寿草特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、中村畜産によって1,470万円で落札された。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

8月12日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオオシマシェヴァーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンのブラックホーク賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月30日、中4週で迎えた3戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアドマイヤコジーン賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月17日、中6週で迎えた6戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタヤスワンサイドに7馬身の差をつけて2勝目を手にした。

3歳（2004年）

1月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンの福寿草特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた8戦目は、3歳ハンデ戦でオープンの若竹特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。