ラベンダーマカロン（2021年生、母ラベンダーメモリー）

ラベンダーマカロン（2021年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ラベンダーマカロン」。毛色は青鹿毛。種牡馬のトゥザワールド（当時10歳）と交配したラベンダーメモリーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中脇満。主な勝ち鞍は2024年の3歳B4。

経歴

デビュー前

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

3月3日、デビュー戦は大江原比呂騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた2戦目は、橋木太希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は大江原比呂騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

6月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から25kg増やして迎えた4戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の石田☆和也さん誕生日まで残り4ヶ月記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったキープインマインドに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月24日、中1週で迎えた5戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま力一杯の粘りで持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のミッドナッツソルに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の金沢競馬 Bプレミアム B特選（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

7月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のパパラチアサファイア特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた8戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、3歳A4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のゴモリー記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリフトローダーを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の能登半島地震復興応援杯（56）（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は高野誠毅騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた11戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、カラフルライン杯（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったハクサンツキミテイに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた12戦目は、アングラー北川洋記念特別編成（金沢ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1十（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったハクサンマロンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1十一（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンヨウマイムに約14馬身の大差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月10日、中4週で迎えた15戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の雉鳩特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったマオノボルケーノに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2025年）

1月3日、中2週で迎えた16戦目は、布袋尊賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、バクラヴァにクビ差交わされて2着に惜敗した。

2月5日、中4週で迎えた17戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

3月4日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、木苺賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は張田昂騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。