ステイシーファレル（2012年生、母シュシュファレル）

ステイシーファレル（2012年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハイアーゲーム（当時11歳）と交配したシュシュファレルが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は船越伸也。戦績は、地方20戦5勝。2014年の天山賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越伸也から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

5月6日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

6月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のピリットヌーラに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヒカルマコに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

8月3日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のチクシジロウを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

8月17日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（3戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るジョンソンを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

9月14日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（4戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた10戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセレクトゴールド2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月22日、中2週で迎えた11戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた12戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのジュニアクラウン（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた13戦目は、2歳地方重賞の天山賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のキングオブザメインを3/4馬身振り切って5勝目を収める

11月29日、中1週で迎えた14戦目は、2歳地方重賞のカペラ賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（3戦2勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた15戦目は、2歳戦のアルデバラン特別（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

3歳（2015年）

1月12日、中2週で迎えた16戦目は、ジャニュアリー特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で村松翔太騎手（5戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

1月18日、連闘で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村松翔太騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

2月15日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた18戦目は、アメジスト特選（佐賀ダート1800m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で村松翔太騎手（7戦2勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の飛燕賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村松翔太騎手（8戦2勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた20戦目は、若葉賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で村松翔太騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。