コスモキセキ（2008年生、母サーボキセキ）

コスモキセキ（2008年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋輝石」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時14歳）と交配したサーボキセキが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）富川田中牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方22戦3勝。主な勝ち鞍は2010年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富川田中牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって157.5万円で落札された。

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

8月1日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた2戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

10月11日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のラヴァリーモールを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月30日、中2週で迎えた5戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた7戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3歳（2011年）

1月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

2月6日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川慎将騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川慎将騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月21日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で石川慎将騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヨシノワンダーを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を収める

4月9日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で石川慎将騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で石川慎将騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石川慎将騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で石川慎将騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で石川慎将騎手（12戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着を確保した。

6月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は14戦連続で石川慎将騎手（13戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で石川慎将騎手（14戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のカルテットをアタマ差振り切って3勝目を掴み取った。

7月24日、中1週で迎えた20戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の里帰りジョッキーズカップウエルカムカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた21戦目は、3歳戦の川上峡特選（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（15戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦の佐賀城特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月17日、中2週で迎えた23戦目は、3歳戦の高千穂峡特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（16戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（17戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

12月10日、中9週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、ポインセチア賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。