タヤスダイヤ（2002年生、母スガタシン）

タヤスダイヤ（2002年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時10歳）と交配したスガタシンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は北海道大学北方生物圏フィールド科学センター耕地圏ステーション静内研究牧場。戦績は、地方10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の3歳F32。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北大研究牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、北大研究牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、大山玉子によって84万円で落札された。

謝良文厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2004年）

10月27日、デビュー戦は平原透雄騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は457kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

12月9日、中5週で迎えた2戦目は、2歳F52（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平原透雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた3戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、2歳F81（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

3歳（2005年）

2月1日、中4週で迎えた4戦目は、3歳F52（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平原透雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキタカゼを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

2月23日、中2週で迎えた5戦目は、3歳F52（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平原透雄騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキースティールを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

3月24日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、3歳F32（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平原透雄騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のレデーチャンピオンをアタマ差振り切って優勝

8月9日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳F31（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平原透雄騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上D4-1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平原透雄騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上D5-1（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で平原透雄騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で平原透雄騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。