シルバーロケット（1998年生、母ノーザンホワイト）

シルバーロケット（1998年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のサンシャインフォーエヴァー（当時13歳）と交配したノーザンホワイトが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）前田ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害7戦0勝、地方4戦1勝。2001年の水仙特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前田英夫から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、協栄によって546万円で落札された。

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

10月14日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

11月19日、中4週で迎えた2戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（2001年）

1月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

2月22日、中6週で迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインエース特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた7戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの水仙特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナミックラムに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月7日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた9戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、ジュライ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた10戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の古町特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

12月11日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップミネルヴァ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2002年）

4月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた13戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた14戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた15戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川寛和騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。