ノアストロング（2011年生、母ガーデンシティー）

ノアストロング（2011年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋強健、力強い」。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時23歳）と交配したガーデンシティーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地1戦0勝、地方7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、佐山公男によって157.5万円で落札された。

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

3月21日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

4月24日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したドハツテンを差し切れず、1馬身差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月17日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールドパールを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

7月23日、中2週で迎えた6戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

9月16日、中7週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のナーゴナーゴユーリに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。