キングアンドアイ（1988年生、母クリノビユテイ）

経歴

デビュー前

3歳（1991年）

5月11日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトレンディギャルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた3戦目は、玉井智光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ウルレイにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月20日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったミスベイブリッジに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

9月7日、中4週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた8戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったターフオトメに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月16日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のグレイテストキングに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（1992年）

1月12日、中7週で迎えた11戦目は、出口明見騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず16着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で出口明見騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

7月11日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から30kg減らして迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。

9月6日、中7週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は出口明見騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。