ヤマノアイリー（2010年生、母ダイワノブレス）

ヤマノアイリー（2010年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋最高、ごきげん、楽しい（パトワ語）」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時15歳）と交配したダイワノブレスが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、チャンピオンズファームによって735万円で落札された。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

7月29日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

3歳（2013年）

4月13日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったトウシンヴィーナスに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

6月15日、中6週で迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく15着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

8月15日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤデス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

11月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた7戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、ありがとう「福山競馬」記念賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた8戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

4歳（2014年）

1月7日、中3週で迎えた9戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた10戦目は、水仙賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。