エイシンノホシ（2016年生、母エーシンスピカ）

エイシンノホシ（2016年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋輝くスターになることを祈念して」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時22歳）と交配したエーシンスピカが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。主な勝ち鞍は2018年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

8月11日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスマートレグルスに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月2日、中2週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レース、重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

10月21日、中6週で迎えた3戦目は、2歳500万下のなでしこ賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

3歳（2019年）

8月18日、約10か月の休み明けで迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

10月26日、中6週で迎えた6戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 曇/重）に出走。17頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。16着に終わった。

2019年10月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月21日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、スノーホワイト賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

4歳（2020年）

1月12日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、祝月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた9戦目は、麗月賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた10戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、スパークル賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上B4（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた12戦目は、桃月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた13戦目は、春暖賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた14戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、さがけいば最終レースは19時台4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた15戦目は、鳥待月賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5月9日、中1週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた16戦目は、菖蒲月賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

2020年5月15日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。