サキノキョウウン（1990年生、母ウイッチズホープ）

サキノキョウウン（1990年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のターナボス（当時13歳）と交配したウイッチズホープが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は能登浩。戦績は、中央平地12戦0勝、地方21戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の一般D1ロ。

経歴

デビュー前

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

1月30日、デビュー戦は津留千彰騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた2戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

7月31日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は津留千彰騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

9月19日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく3着に終わった。

9月26日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤暢康騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

10月16日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

10月24日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

10月31日、連闘で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は津留千彰騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

4歳（1994年）

4月18日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた13戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンダイロードから9馬身差の2着となった。

5月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水戸賢二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水戸賢二騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般D1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水戸賢二騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で水戸賢二騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリュートソブリンに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月18日、中4週で迎えた18戦目は、一般C3ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で水戸賢二騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた19戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月22日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた20戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月4日、中5週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた21戦目は、宮﨑謙一騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月21日、中6週で迎えた22戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた23戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 雪/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1995年）

4月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木正喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月9日、中0週で迎えた26戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木正喜騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた27戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた28戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた29戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた30戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は小国博行騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた31戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったソングオブジョイから2馬身半差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた33戦目は、セプテンバーカップ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。