リュッカクローナ（2019年生、母トウケイサクラ）

リュッカクローナ（2019年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「幸福の王冠(スウェーデン語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時16歳）と交配したトウケイサクラが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は大道牧場。主な勝ち鞍は2022年の一般B2一。

経歴

デビュー前

吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

10月17日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 雨/稍重）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出したが、3着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

3歳（2022年）

2月5日、中9週で迎えた4戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

2月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

3月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で富田暁騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5月7日、中7週で迎えた7戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、4着に入った。

6月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

8月3日、中6週で迎えた11戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のリゲル特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったルパルテールに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月6日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、ヒャクジツコウ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた13戦目は、日高町プレミアム商品券特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、サトノギベオンに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月5日、中1週で迎えた14戦目は、ホトトギス特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた15戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、さまに地場産フェア特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた16戦目は、サフラン特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた17戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般B2一（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のヘネラリーフェに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月11日、中1週で迎えた18戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般B2一（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、チムドンドンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月30日、中2週で迎えた19戦目は、B2（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

4歳（2023年）

3月11日、中9週で迎えた20戦目は、一般B1三（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた21戦目は、一般B2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた22戦目は、八重山吹賞（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた23戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、メイカップ（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

5月15日、中1週で迎えた24戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般B2一（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた26戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた29戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、ペルセウス賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハッピーミニスターにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた33戦目は、楽天ポイント貯まる使える!賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（9戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のラブファントムに1馬身半の差をつけて優勝

11月7日、中1週で迎えた35戦目は、岩洞湖賞（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、アンコールゲランに交わされて4馬身差の2着となった。

11月21日、中1週で迎えた36戦目は、社台スタリオンステーション特別（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（11戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた37戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（12戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂口裕一騎手（13戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエスカペードに2馬身半の差をつけて優勝

5歳（2024年）

3月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた39戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で坂口裕一騎手（14戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、ビッグノースルーフに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月23日、中1週で迎えた40戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で坂口裕一騎手（15戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた41戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂口裕一騎手（16戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で坂口裕一騎手（17戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。