モリトヤヨイ（1998年生、母オーロラソング）

モリトヤヨイ（1998年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時11歳）と交配したオーロラソングが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）本間牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般B2 B3。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

3月17日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着に入った。

3月31日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

4月28日、中3週で迎えた3戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

6月9日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月21日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林淳一騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。

9月9日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

9月30日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したスプライトリーを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

11月10日、中5週で迎えた10戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエーピーソルジャーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月18日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

12月1日、中1週で迎えた12戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

4歳（2002年）

1月26日、中7週で迎えた13戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のプレジャーストームに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月9日、中5週で迎えた14戦目は、黄梅特別（高崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月18日、連闘で迎えた15戦目は、こぶし特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月13日、中3週で迎えた16戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、桜草特別（高崎ダート1900m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた17戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月8日、中8週で迎えた18戦目は、ヒルガオ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月14日、連闘で迎えた19戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイアイラブリーからアタマ差の2着に甘んじた。

8月18日、中4週で迎えた20戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた21戦目は、ヒガンバナ特別（高崎ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月22日、中1週で迎えた22戦目は、アザミ特別（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた23戦目は、りんどう特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた24戦目は、もみじ特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（7戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。