スリーボビー（2021年生、母バンパークロップ）
Three Bobby
2021.01.11
スリーボビー（2021年1月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のShanghai Bobby（当時11歳）と交配したバンパークロップが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2025年の一般C2十四十五十六。
経歴
デビュー前
1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、永井商事によって3,960万円で落札された。
伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2023年）
12月24日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中山（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず16着に敗れた。
3歳（2024年）
3月2日、中9週で迎えた2戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。
3月24日、中2週で迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では電光石火の末脚を発揮し、3着に入った。
4月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
5月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。
6月22日、中6週で迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に敗れた。
7月20日、中3週で迎えた7戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。
8月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。
4歳（2025年）
9月2日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から51kg増やして迎えた9戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。
10月6日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2十四十五十六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエイコーカイザーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
10月23日、中1週で迎えた11戦目は、おおた池月・磨墨賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したメイショウアキカゼを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
11月13日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったモンサンヴデットに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。