イシノセレナーデ（1996年生、母ラッキーセレナーデ）

Ishino Serenade

1996.04.16

イシノセレナーデ（1996年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスマコバクリーク（当時11歳）と交配したラッキーセレナーデが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は今牧場。戦績は、地方12戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 12戦2勝 [2-1-0-9/12]
• 総賞金 国内: 539万円
• 生年月日: 1996年4月16日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 武井栄一 川崎
• 馬主: 石嶋清仁
• 生産者: 今牧場
• 抹消情報: 地方：2001年10月1日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 3馬身

ベストレース

• レース名: アスター特別
• 日付/馬齢: 1999年7月21日/3歳
• コース: 大井ダート1600m 右 内
• 着順: 2着
• 人気: 10番人気
• 馬番/頭数: 8番/13頭
• 天候: 雨 25.6℃
• 馬場状態/馬場速度: 重/稍遅
• レースラップ: 平均=12.9/ラスト=13.8
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 2-2-3-2
• 馬体重 増減: 437kg +2
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 佐宗応和 53.0kg

血統

概要

母のラッキーセレナーデは中央1勝（京都芝[1400m]）。祖母のオカノファイターは中央平地4戦0勝。曾祖母のウインジエストは中央平地20戦4勝2着2回、中央障害1戦1勝。父のスマコバクリークは海外17戦4勝。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Bull Dog＝Sir Gallahad	6*7×7	3.12%
き	Sickle＝Pharamond	6*7×7	3.12%
き	Flares＝Omaha	6×7	2.34%
き	Pharos＝Fairway	7*7×6*7*7*7*7	6.25%
きM	Pardal＝Ardan	5*7	3.9%
牡	Native Dancer	4*6×6	9.37%
牡	Northern Dancer	4×4	12.5%
牡	Nasrullah	5×5	6.25%
牡	Nearco	6*6*7×6*6*7	7.81%
牡	Mahmoud	6*7×7	3.12%
牡	Blenheim	7*7×7	2.34%
牡	Blue Larkspur	7×7	1.56%
牡	Phalaris	7×7	1.56%
牡	Hyperion	7×7*7*7	3.12%
牡S	Teddy	6*7	2.34%
牡S	Man o' War	7*7	1.56%
牝	Nogara	7*7×7*7*7	3.9%
牝	Alcibiades	7×7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Mr. Prospector 1970 （USA）		Raise a Native 1961 （USA）	Native Dancer	Polynesian
				Geisha
			Raise You	Case Ace
				Lady Glory
		Gold Digger 1962 （USA）	Nashua	Nasrullah
				Segula
父 スマコバクリーク 1985 （USA）			Sequence	Count Fleet
				Miss Dogwood
		Sir Ivor 1965 （USA）	Sir Gaylord	Turn-to
				Somethingroyal
父の母 Grand Luxe 1974 （CAN）			Attica	Mr. Trouble
				Athenia
		Fanfreluche 1967 （CAN）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
			Ciboulette	Chop Chop
				Windy Answer
母の父 ラツキーソブリン 1974 （USA）		Nijinsky 1967 （CAN）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
			Flaming Page	Bull Page
				Flaring Top
		Sovereign 1965 （GB）	Pardao	Pardal
				Three Weeks
母 ラッキーセレナーデ 1988 （JPN）			Urshalim	Nasrullah
				Horama
		ヴアリイフオージユ 1975 （IRE）	Petingo	Petition
				Alcazar
母の母 オカノファイター 1984 （JPN）			Border Bounty	バウンテイアス
				B Flat
		ウインジエスト 1963 （JPN）	テイエポロ	Blue Peter
				Trevisana
			ノルマニア	Norman
				Sainte Mesme

血統分類

• サイアーライン: ミスタープロスペクター系
• ファミリーナンバー: 5-i

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2000/03/13 川崎	ダ1500m 良 晴	一般C2二三	メジャーボーイ 2.1	9 / 11	6枠 6番	甲斐年光	53kg		8人	10	40.0	456	0
2000/02/07 川崎	ダ1600m 良 晴	一般C2二	ミヨウエイストーン 3.4	14 / 14	1枠 1番	甲斐年光	53kg		13人	13	38.1	456	+21
1999/08/16 大井	ダ1600m 良 晴	夕顔特別	ドラマチックアーツ 1.9	7 / 14	8枠 13番	佐宗応和	54kg		7人	8-8-9-7	40.3 / 37.5	435	-2
1999/07/21 大井	ダ1600m 重 雨	アスター特別	テルノブルボン 0.0	2 / 13	6枠 8番	佐宗応和	53kg		10人	2-2-3-2	40.9 / 37.2	437	+2
1999/07/05 大井	ダ1500m 稍 曇	4歳	(ハネダサンディ) -0.1	1 / 10	5枠 5番	佐宗応和	53kg		2人	7-8-9-6	41.1 / 40.8	435	0
1999/06/07 大井	ダ1600m 重 曇	4歳	マスダイチリン 2.2	7 / 10	3枠 3番	佐宗応和	53kg		5人	9-10-10-7	41.2 / 39.3	435	-2
1999/05/28 大井	ダ1500m 稍 曇	4歳	デュプレファーディ 1.6	5 / 10	7枠 8番	佐宗応和	53kg		5人	9-10-10-10	41.1 / 39.0	437	-2
1999/05/07 大井	ダ1500m 良 晴	4歳	ラッキーバルン 4.1	11 / 12	7枠 10番	佐宗応和	53kg		3人	3-9-10-11	43.5 / 38.3	439	+5
1999/04/15 大井	ダ1400m 良 晴	4歳	(ダイリンコトブキ) -0.7	1 / 11	1枠 1番	佐宗応和	53kg		4人	1-1-1	40.5 / 36.6	434	-6
1999/03/25 大井	ダ1200m 稍 雨	4歳	テーケーシナノ 1.0	6 / 10	6枠 6番	佐宗応和	53kg		1人	1-3-6	41.3 / 36.9	440	-4
1999/02/26 大井	ダ1200m 稍 曇	4歳	マスダイチリン 2.1	8 / 10	8枠 10番	佐宗応和	53kg		5人	4-2-5	42.1 / 36.4	444	+4
1998/08/08 大井	ダ1000m 稍 曇	3歳	カネショウフクオー 1.7	4 / 9	2枠 2番	佐宗応和	53kg		2人	4-6	40.5 / 37.3	440	0

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

村上頼章厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1998年）

8月8日、デビュー戦は佐宗応和騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

3歳（1999年）

2月26日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐宗応和騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐宗応和騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐宗応和騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のダイリンコトブキに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月7日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐宗応和騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐宗応和騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月7日、中0週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐宗応和騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

7月5日、中3週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐宗応和騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のハネダサンディを半馬身振り切って制した。

7月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のアスター特別（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐宗応和騎手（8戦2勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚を見せたが、伸びてきたテルノブルボン決め手に屈してクビ差の2着となった。

8月16日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の夕顔特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐宗応和騎手（9戦2勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

4歳（2000年）

2月7日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた11戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。14着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲斐年光騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。