ニシノパッシオ（2017年生、母ハートフルメロディ）

Nishino Passio

2017.03.15

ニシノパッシオ（2017年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋情熱（ラテン語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時14歳）と交配したハートフルメロディが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

9月29日、デビュー戦は亀田温心騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は422kg。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

10月19日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月16日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

3歳（2020年）

1月18日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は亀田温心騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く17着に終わった。

2020年1月22日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

2月18日、中3週で迎えた5戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

2月27日、連闘で迎えた6戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

3月31日、中4週で迎えた7戦目は、3歳C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大柿一真騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

6月19日、中8週で迎えた9戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大柿一真騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C3四（園田ダート1400m 雨/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で大柿一真騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C3五（園田ダート1400m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で大柿一真騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C3四（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で大柿一真騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で大柿一真騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた14戦目は、藻川特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で大柿一真騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で大柿一真騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。