トップフィンガー（1997年生、母ミルフォードホープ）

トップフィンガー（1997年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時17歳）と交配したミルフォードホープが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は佐々木貴博。戦績は、中央平地1戦0勝、地方11戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐々木貴博から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

橋本忠男厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（1999年）

6月2日、デビュー戦は平松徳彦騎手を鞍上に据えて、3歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は421kg。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のバクシンクリークをクビ差制して初勝利を挙げた。

7月28日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、3歳（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた5戦目は、新子雅司騎手を鞍上に迎えて、3歳（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（4戦1勝）。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2000年）

4月12日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた10戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、4歳（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。